こんにちは、管理人(@yamagasuki96)です。
今回は『誰でもなれる億万長者』というお金持ち研究のことについて記事を書いていこうと思います。
日本にはお金持ちの研究をしている人はほとんどいませんが投資の国、アメリカではお金持ち研究をしている人がそれなりにいます。
そのお金持ち研究の第一人者であるトーマス・J・スタンリー博士の本『その後のとなりの億万長者(パンローリング社)』を読んでいてボクはこの本からいろいろな学びがありました。
トーマス・J・スタンリー博士
アメリカにおける富裕層マーケティングの第一人者であり、リサーチャー、アドバイサーとしても尊敬を集め、受賞歴もあるアメリカ富裕層に関する数多くの著作は高い評価を得ている。2015年逝去。
この方はガチのお金持ち研究者です。この本の裏表紙にポイントがまとまっていたためここで引用します。
ポイント
- 富や収入に関する神話について、真実を実行し、ウソを無視すること
- 周りにいる者たちが自分の経済面での行動に大きな影響を与えていることを理解すること
- 分相応の暮らしをすること
- 富の蓄積につながる行動を見定め、それをさらに発展させること
- 経済的自由と生活面での自由とを同時に可能とする仕事やチャンスを見いだすこと
- 知識を得て、落ち着いて投資をし、富を着実に増大させること
Contents
管理人がこの本から学んだところ
富を築く行為は株を購入すること、そして株を長期保有すること
この本の第一章 『となりの億万長者は健在なり』で書かれていた
『富とは収入ではない、また収入は富ではない』という言葉です。
始めはなんのことだ?と理解することができませんでした。だって日本人の価値観とはまったく異なることを言っているのですから。
皆さんも親から「会社では勤勉に働きなさい、その努力は報われるから」とか「仕事がつまらなくても入った会社は3年は続けろ」と言われていたと思いますが、この言葉は半分正しくて半分間違っていると思います。
会社で勤勉に働くことは正しいのですがその後の収入を富に変えることを何も言われていないので、労働収入を増やすことで話が終わってしまいます。
お金持ちになるためにはただ収入を増やすだけではダメで、その後に資産と呼ばれるものを買っていかないと富が増えていかないことを言っています。


残念です。どれも不正解です。
理由は車は重量税に車両メンテナンス費用、それに任意保険が掛かり税制優遇はエコカー補助金のみ
また自宅は固定資産税にマンションだったら管理組合費、住宅ローンを組んでいるならば住宅ローン金利が掛かります。税制優遇は住宅ローン減税のみ。
ボクは真の資産と呼べるものは「株」だけだと思います。
投資信託は信託報酬手数料が取られるうえに売るときに利益が出ていたら、20%の税金が課せられるために資産とは言えないです。
ビットコインなどの仮想通貨も売却益が出たら、帳簿上雑収扱いとなりかなりの税金が課せられます。そもそも仮想通貨自体がゼロサムゲームですので、資産とは言えない。
それらを考えると、純粋に資産と呼べるのは株を持つことであり、資産を築く=富を築くことだと思います。また運用額にもよりますがETFも資産と言えると思います。
かぶ1000さん(@kabu1000)の
「貯金40万円が株式投資で4億円」という本を読んでみた。投資信託でもなく不動産投資でもなく、株式投資が1番資産が築きやすい。
日本株にしろ米国株にしろ、わらしべバリュー株投資を時間を掛けて進めていきたい。#株式投資 pic.twitter.com/heozsUhfgP
— ヤマガスキ@投資運用中 (@yamagasuki96) January 16, 2021
親がお金持ちであることを我が子には内緒にしておくこと
これは意外だと思いました。
たいていの親は子供に対して自分がお金持ちであることを言ってしまっています。しかしその時点でその子供は金持ちで何一つ不自由のない生活が送れることに満足してしまい、自己投資することを怠ってしまいます。
その結果親の財産を子供が喰い潰す悲劇が起こってしまいます。
だから親は資産がたくさんあってそれなりに富が築けていたとしても、子供には金持ちであることを言わないことが正しいのです。
お金持ちのフリはするな
ボクが勤めている会社の管理職に就いている人はたいていは見栄っ張りです。
ネクタイはバーバリーとか、ビジネスコートはマッキントッシュフィロソフィーだったりとか、ビジネスバックはルイヴイトンなんて強者もいます。
そしてその人達は管理職であるがゆえに会社の経費で飲み食いをしています。(絶対に身銭を切らない)
そんなお金の使い方ばかりしているから本当に価値のある物の見分け方が分からない。
結局、収入を多くするとその分だけモノにお金を使ってしまい資産を買おうとはしません。
ボクはそういう人たちのような見栄ばかり気にしている人と仕事以外で付き合うことはしません。だいたいそういう人たちは言い方や尋ね方が横柄であることが多くコミュニケーションを取るだけで不快な気分にさせてくるので。
総括
他にもいろいろなところで学べる箇所は多々ありますが、お金持ち教科書としてこの本は学ぶべき点が多いです。
橘玲さんも推薦している通り、早めに購入することをオススメします。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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