こんにちは、ひつじ投資家(@yamagasuki96)です。
今回は日本人のマネーリテラシーが問われる問題『老後資金は足らない』ということについて語っていこうと思います。
年金不足問題といえば金融庁が2019年に問題提起したこの事案。
普通の会社員は全国民が払う『国民年金』と勤めている企業とその会社員が折半して払う『厚生年金』の2階建てのシステムになっています。
現役で働いていると年金制度について今ひとつ分からないと思いますが、国が運用しているこれらの年金が将来ほとんどもらえないことが分かっています。
もし足りているのなら定年退職された方は嘱託雇用契約を受けずに勤め人を引退していることでしょう。
しかし今の時代ですら年金収入だけでは足らないためそれを補うために安い給料で嘱託社員として働いている現実があります。
具体的にはいくらくらい足らないのか
すでに年金を受取りながら嘱託社員として働いている方にどれくらい年金をもらっているのかを訪ねてみたところ、額面で2ヶ月で25万円ほど。
年金にも所得税が掛かるため手取りで20万円弱。そこから企業年金が月に6万円程なので年合計は200万円弱程度になるとのことです。
この年金は受給を遅らせれば後にもらえるお金はもっと増えるということなので、この金額だと足らないと感じた人は70歳まで年金受給を引き伸ばしているのだということです。
普通の会社員だった人が年収200万円の国からの仕送りで暮らせるかというと、それは極めて難しく足らない分は嘱託社員として賄っているということです。
この年金問題は何が問題なのか
ただし、この年金は現在の金額だということ。
僕たちが老人の年齢になったときには1ミリも期待できない金額だということを知らなければなりません。
具体的に問題点を提示するならば以下の点でしょう。
- このモデルは会社が社員を60歳まで雇ってなお、70歳まで嘱託雇用として雇い続けたケースであり定年まで雇用が担保されている保証がないから
- 老後に2500万円足らないと報道したところでこの低水準だと老後1000万円貯めることも厳しい
- 足らないことだけ問題がクローズアップされていて、資産運用の話とかが議題に上がってこないため根本的問題が間違っている
ただでさえ社会保険料などの税金が重くのしかかって来ているなかで貯蓄をしていくのは無理なような気がします。
一般家庭の頭の中
2,500万円ー500万円(貯蓄額)=2,000万円
2,000万円÷18年=110万円
残り18年で年間110万円も貯めなければ無理なのか〜。。
しかも、住宅ローンや子供の教育資金諸々を差し引いて年間110万円は想像以上に厳しいと思います。
万事休す、もはや一生労働したところで毎月カツカツの生活をおくらなければならないのかと思われたと思いますが、ボクは対策をしっかり講じればそれなりの安心を持って老後は暮らせるだろうと思っています。
マネーリテラシーを上げろ
ボクがこれからの会社員が学習する分野は『マネーリテラシーの向上』だと思っています。
マネーリテラシーと聞くとなんだか難しそう、だとか今から学んでももう遅いとか感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
お金の勉強は一生涯学び続けて体得していくもの。
お金のことを嫌わずに毎日少しずつでもよいのでお金の知識を増やしていくことがマネーリテラシーの向上に繋がります。
どこから学べば分からないと感じている人に、僕からのアドバイスとして以下の点がこれからの時代は大事になってくるのではないでしょうか
- 節税の知識は学んでおいて損はない
- 長期投資運用を心がけて、一度投資に回したお金には手をつけない
- 副業で事業収入を得るまでトライし続ける
これらのことは今までボクのブログを見ればすぐに分かると思うので、過去のブログを見て下さい。
特にボクは今まで敬遠しがちだった事業収入を得ることについて何とか今月中に成果を出したいと奮闘中です。
令和時代の生き方は自分で稼げ
会社員は労働者であり会社から無理難題な要求の労働条件を突きつけられてもそれに対して『No!』と言うことができません。
それに甘んじてブラック企業で体や精神がボロボロになるまで働き続けるか、それとも今から動き出して自分が身につけたスキルを武器に顧客に対しDMを送って自分で稼ぐことができるかどうか、
両方の未来像を考えた時に絶対に後者の方が後悔しない生き方だと思いますし、令和時代の生き方にマッチしていると感じます。
現在、若者を中心にノマドワーカーと言われている人たちは有力者が主催するオンラインスクールに入校し、実力をつけて案件受注を貰ってきています。
今後の未来を考えるにこの稼ぎ方はますます顕著なものとなってくるでしょう。
会社員だけの収入だけでは物足りない、もう一つの専門的知識とスキルを取得したい人はすぐに行動に移して自分の殻を破って行きましょう。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。