お久しぶりです。
今年は米国株受難の年でほとんどの人の運用成績はマイナスになっていると思います。
投資の神様と言われているウォーレン・バフェットですら過去1、2になるほど年初来の運用成績は悪いと言っているので気にしないでおきましょう。
長期投資=最強
長く長期投資をし続けていて気づいたことが一つだけあります。
それは自分が投資をしていることを意識したら負けだということです。
「はぁ?この人なに言ってんの?」と思われた人もいると思うでしょう。それもそのはず、国が推奨しているつみたてNISAに登録して非課税枠を毎年使い切っている人は全体の1割程度しかいないのですから。
実際、わたしは運用実績をチェックするのは年末年始とGW、お盆の時期だけで、他は証券口座のお金が足りなくなってきたと思った時だけです。
2018年のつみたてNISA制度が始まった最初からコツコツとやってきて5年経つ2022年の運用成績が下記になります。
今年の米国株相場が悪くても長期投資をしていると誤差の範囲と言ってよいでしょう。
ちなみに年初だったら含み損益が50%を超えていました。(これでも運用成績が悪い方です)
手元資金がある場合
もしもあなたが手元に100万単位のお金があったとしてそのお金の使う予定がないからということで、個別株に一気に投資をしますか。
これは投資キャリアが問われる難しい話ですが、わたしの答えは一気に投資はノーです。
理由は上がったり下がったりして相場が読めない時期に100万単位のお金を一気に投じてしまうとその数字が気になってしまい、普段の生活に支障をきたすからです。
長期投資を目標としているのならとにかく株式相場から退場しないことが大事、手元に資金を残しつつコツコツとつみたててゆっくりと資金を証券化しておくことが大事になってきます。
ちなみに退職金で1,000万以上もらう定年社員は退職金が自分の銀行口座にお金が振り込まれた段階でもれなく銀行からオススメの投資信託の営業案内が来るそうです。
そして銀行が勧めてくる投資信託は手数料の高いボッタクリ商品しかないのでせっかくたくさんもらった退職金を減らしてしまうのです。
私は定年前に前職をドロップアウトしたのでM銀行からの営業はまったく来ませんでした。(泣
投資キャリアを磨く
以上のように偉そうなことをズラズラと書いてきましたが最近の相場はボタティリティーが激しすぎてけっこうメンタルをやられます。
とくに変に煽りを入れてくるyoutuberがたくさんいて、そいつらの意見をマジメに聞き入れ投資をすると取り返しのつかないことになります。
具体的な例で言えば「レバレッジナスダック投資信託」と言われている商品やSOXLやTECL、CWEBと言われている「レバレッジETF」商品です。
これらの運用成績は年初来で▲50%〜▲80%です。
100万を年初に入れたら現在では20万〜50万になっています。自分に知識がないとはいえ笑えないですね。
投資キャリアをどうせ磨くのならば時間を味方にして確実に儲かる方法を徹底したほうがいいですよね。
株式投資、投資信託で儲けたお金に掛かる税金は一律20%と国からも優遇されていますし、何よりも日本人の2割の人間しかまだ株式市場に参入していないのでこの稼ぎ方はブルーオーシャンだからです。
いまだに日本人で投資を行っているのが2割程度の理由は日本人は投資について自分から学ぼうとしない、からだろうと思います。
特にわたしの年代(40代)はITバブル、リーマンショック、コロナ暴落を体験しているのでネガティブバイアスが働いていると思います。
長期投資でリスクヘッジできるポートフォリオを組んでおきたいものです。
最後に
上値が重い状況でやるべき投資はただ一つ
それは株式市場から退場しないこと。YouTuberの煽りサムネはミュート設定にして自分の投資スタイルをひたすら貫くだけです。
投資初心者ほどすぐに買ったり売ったりして資産を減らす。
わたしは投資は10年以上のキャリアがあるのでどういった場面が耐え時なのか分かる。周りの動きはノイズです。