そもそもなぜ今さら節税なの?

『最近、税金って上がっているんじゃないの』って思われている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
はい、そのとおりです。会社員の給料はここ30年の間下がり続けていると言われていますが、同時に税金は上がり続けています。
特に最近の10年間は異常とも思えるようなスピードで税金が上がっています。
よく『消費税が8%になった』とか『こないだ消費税が8%だったと思ったらすぐに10%に上げられた』などの消費税が上がったから増税されたと考える人が多いのですが、実際は消費税よりも給与から控除される社会保険料の増税の方が消費税による消費税による増税よりも高いと思います。
それは国民の目を欺くために(分からないようにするために)社会保険料を上げているとしか思えません。
しかし会社員をはじめ日本国民は納税の義務を課されていますので税金を払わないといけません。でも税金が高すぎるとどんだけ働いても手取り収入は増えずに貧乏生活になってしまいます。
そこでボクが普段の生活で行っているちょっとした節税テクニックをシェアしたくて今回記事にまとめました。
節税テクニック4つのポイント
ボクが意識して節税を行っているポイントは以下の4つ
- ふるさと納税
- つみたてNISA
- 医療費控除
- イデコ(ideco) ※個人型確定拠出年金の事
です。
ひとつずつ解説していきます。
ふるさと納税
『ふるさと納税』は5年位前からできた納税制度ですが、地方都市に納税することによって給与から控除される所得税や地方税を節税することができます。(手数料は2,000円かかります)
自営業(起業家)の方やフリーランスの方はやっている人は多いと思いますが、会社員の人は知らない人が多くボクの周りの人たちは誰もやっていません。
図で説明するとこんな感じ
この寄付した金額分が給与控除額から引かれるため、節税となり手取り金額が節税金額分多く残ります。
(余談ですが、ボクは今の会社で給与計算や伝票処理業務を行っていていろいろな社員の給与明細を目にする機会があるのですが、『給与控除項目の金額を減らす』ことが手取り収入を増やす一番効果的な方法だと感じています、実際に実務を通じて計算していくとよく分かります)
ふるさと納税サイトはたくさんあるのですが楽天経済圏で生活している人ならば『楽天ふるさと納税』でポイントを貯めながらふるさと納税するのがオススメです。
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つみたてNISA
投資をしている人はお馴染みだと思いますが『つみたてNISA』をオススメしたいです。
2018年1月から始まった制度ですが2年たった現在でボクの周りでやっている人は誰もいません・・・
つみたてNISAをオススメするポイントとしては、
- 毎月の給与から自動的に決まった金額を投資することができる
- 運用益は非課税扱いとなり利益率を上げられる(通常は運用益に対して20%の税金が取られる)
- 運用期間は最長20年間で長期運用ができる
- いつでも解約ができる
が挙げられます。

と思われそうですが、投資信託商品は金融庁が推奨する手数料が殆どかからない優良ファンドしか取り扱ってないので初心者でも安心して運用ができます。
医療費控除
医療費控除で確定申告した還付金が戻ってきた😀
約15,000円。
コロナの影響で申告期限のびているので、今提出してもおそらく期限内として扱ってくれると思います。
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まだ間に合いますよ〜📢
\#確定申告 pic.twitter.com/z46H0czjkc— たくまる@FX150万チャレンジ (@takumarublog1) April 26, 2020
医療費控除は知っている方も多いと思いますが年間で10万以上医療費を支払ったらその翌年に確定申告すると医療費が還付されてお金が戻ってくる制度です。
これは一人当たりではなく、奥さんや子供がいる場合はその人達の医療費も一緒にすることができるので、医療機関からもらった領収書は無くさずに必ず持っていましょう。
イデコ(ideco)
つみたてNISAの方がクローズアップされていて、イデコが目立たなくなってしまいましたが、ボクはこのイデコが1番節税が高いのでは、と思います。
その理由として、
- 給与控除ではなく所得控除扱いだから
- 60歳まで取り崩すことができないから
- 60歳以上にお金を受け取るときに一気に受け取るときに非課税で受け取ることができるから
だと思います。
給与控除と所得控除の違いについてはうまく説明しているページがなかったのですが、以下のスクリーンショットを参考にして下さい。
所得控除を行うと『所得税を節税できる』と理解していればいいと思います。(ここは管理人もよく分かっていない、というのもありますが)
総括
貯金を作っていくためには普段の生活の節約が大事ですが、節税はもっと大事になってきます。
上記の4つのことをやれば年間で50万円程度のお金を作ることは可能だと思います。(つみたてNISAで40万円、ふるさと納税で7万円、イデコで3万円)
これからの日本のことを考えるとさらに節税に対する考え方が重要になってきます。そのために日々学びを深め、金融リテラシーを磨いていきましょう。