こんにちは、管理人(@yamagasuki96)です。
今回も記事を読んでくださり、ありがとうございます。
FIRE(早期リタイア術)するための具体的な方法論が書かれているこの本は、今後の世界で生きていく上で必須の考え方のように思っています。
前回の記事から引き続き書評記事を書いていきます。
お金を節約するために旅をする考え方
われわれは『海外旅行をする』というと、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか。


なんだかさまざま意見が出てきそうですね。
筆者が旅をする理由、それは節約をするため、ということでした。
??どういうこと?ってなりますよね。ボクもそうも思っていました。
地理的アービトラージという考え方
具体的には『地理的アービトラージ』を理解するということです。

地理的アービトラージとは
通貨の強い国でお金を稼ぎ、通貨の弱い国でそのお金を使う生活のこと。
例えば、日本だったら家賃が8万、食費が4万、通信費などその他の費用が5万で合計月で17万掛かったとします。
しかし、タイやベトナム、マレーシアなどの通貨の弱い国で暮せば、月8-10万程度で暮らすことができます。

ブロガーのマナブさん(@manabubannai)は日本で消耗するのがイヤでバンコクでずっと暮らしています。日本人でもこういう方法で暮らしている人は多くなってきています。
筆者は1年かけて世界旅行をしましたが、1年のうち半分は通貨の安い国で暮らしたため、自国で暮らすよりも安い費用だったそうです。
若い人はせっかくサラリーマンになっても、日本の高い税金と安い所得のせいで海外で暮らしたいと考えている人が多いです。その考えは間違っていないと思いますので早めに行動しましょう。
Airbnbを利用する

ボクはエアビーを何回か利用していますが、設備が悪いとか暮らしにくい、と思ったことはありません。
日本人、とりわけ不動産業や宿泊業を営んでいる人は特にこのエアビーの考え方に懐疑的です。
海外旅行をよくするお金持ちはエアビーを皆利用していて、逆に利用していない人はいないくらいだということです。
『日本人の常識は海外の非常識、海外の常識は日本の非常識』という言葉がありますが、エアビー利用の考え方は海外の常識なのでしょうね。
若い人や家族持ちの人は1回はエアビーを利用してほしいと感じます。
早期リタイアの負の側面とは
経済的自由を得たいためにFIRE目指して、ブログを買いたり投資をしたりSNS情報発信したりしている人がほとんどだと思います。
筆者は早期リタイアを実際に達成して、リタイアした後の不安に対しても『大丈夫、問題ない』と書いています。

具体的には以下の不安が生じると発信しています。
- お金が底をつく
- コミュニティーの喪失
- アイデンティティーの喪失
『お金が底をつく』問題については、現代ポートフィリオの考え方と地理的アービトラージで資産を減らさずに生きていけます。
『コミュニティーの喪失』については、確かに会社の仕事仲間とは疎遠になってしまいますが、SNSで自分の存在を発信すれば、また新たな仲間を作り出すことができます。
最後に『アイデンティティーの喪失』は、そもそも好きなことをするために早期リタイアした訳だから、目的を見失わなければアイデンティティーは持ち続けることができるとの事です。
ボクも経済的自由の仕組みを作り上げて早めに自由な時間を作りたいと思いました。(日本は税金がメチャ高く、海外で暮らしたほうがメリットがあるんじゃないかと考えています)
社会人生活はあと○年と期限を決めて、長期的目標を定めておくことは悪くないと思います。
総括

筆者がもっともこの本を通じて言いたかったこと、それは『お金は無限に増やすことができるが時間は有限、時間的自由を得る努力をしていこう』ということでした。
そのための方法が3つあり、それは
- ハスラー(起業家)
- 投資家
- オプティマイザー(倹約家)
です。3つの中でも『オプティマイザー』は筆者が行った方法であり、このやり方は数学的に再現性が高いみたいです。
この本に書かれていることを忠実に行いつづければ、5-10年で労働者からのリタイアできるということです。
とても夢のある話ではないでしょうか。長期的な考え方を持っている人は取り組むべき案件でしょう。
ボクはこの本を読んでみて、まず投資手法を少し変えていこうと思いました。現代ポートフォリオの考え方を見直し、株式と債券の割合を変えていきます。
また、地理的アービトラージの考え方を積極的に行おうと思います。海外旅行に行く際は通貨価値の安い東南アジアの旅行プランを立てたいと思います。(会社辞めてからの話ですが・・)
全世界で問題になっているコロナ問題でフルタイムの働き方も限界が来ているので、マネタイズできる働き方を自分で考えて自立した生活を目指していきます。
長文となりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。共感してもらえたら嬉しいです。