こんにちは、管理人(@yamagasuki96)です。
すでにご存知の方もいると思いますが、先日の日経新聞でGAFAMの時価総額が日本の東証一部企業全部合わせた時価総額を超えた、という報道がされていました。記事はこちら。


人気ビジネスYouTuberも立て続けにこのニュースを動画開設しています。
#GAFA+マイクロソフトの #時価総額 が560兆円となり、東証一部を上回った。いつかは来ると思っていたことが現実化した。
— 野口悠紀雄 (@yukionoguchi10) May 8, 2020
ボクはこのニュースが報道された時にGAFAMが今後も世界経済を牽引するのであれば、その企業に依存している割合が多いETFを研究しそれに投資すればよいのではないだろうか、と思いました。
Contents
GAFAMが大きく関わっているETFはどれか?
アメリカ経済を支えているGAFAMの割合が大きいETFは以下の通り
上記の表を見ると『QQQ』『VUG』『VOO』『XLC』がGAFAMの割合が大きいETFということが言えます。
今回はこの4つのETFのメリットやデメリットなどを深堀りしていきます。
QQQ(インベスコQQQトラストシリーズ1ET)
値上がり率が半端ないETFとして有名なQQQは個人投資家を中心に人気ETFになっています。
個別株はGAFAMは高すぎるので手が出ない、と皆さんは思っているはずです。(Amazonは1株で約25万かかる。)

だからETFを持つことはメリットしかない、と思っている人がいると思いますが、その中でデメリットを取り扱ってみたいと思います。
- 経費率が他のETFに比べて高め
- ナスダック100社のETFだが、ボラティリティ(変動率)が高め
- 分配利回りが低めでキャピタルゲイン狙い
ボクが思うにETFの中でも比較的短期保有をするのだったらこのETFはありではないかと思っています。(短期と言っても3年程度は保有しておきたいところ)
日本人を中心にこのETFは今後も大きく買われる可能性が高いので、もし有り金に余裕があればこれに投資をしてもいいと思います。
VUG(バンガード米国グローズETF)
あまりネット業界ではこのETFが注目されていませんが、QQQと比較してなかなか良さげな感じがしました。

今でこそカード会社は伸び悩みを見せていますが疫病の関係上、現金決済が敬遠されることが今後も予想されるのでカード会社の利用は今後も増えるため、ここらの会社もETFに組み込まれているのはありがたいです。
ボクなりにメリットを列記すると、
- 経費率がとても安い(年間0.04%)
- 利回り分配金も多少有り
- ナスダックだけの構成ではないため、ボラティリティがQQQよりかは緩め
経費率はバンガード社のETFだけあって、業界最安。大金を長期保有し続けてもこれくらいの経費率なら安心して持つことができると思います。
VOO(バンガードS&P500 ETF)
言わずと知れた超有名なETFでS&P500の分散ができていて、その中でもGAFAMの比率が比較的高いということで取り扱ってみました。

大手ネット証券会社ではVOOは買付手数料がタダで統一されています。今まで海外株に抵抗があったのはこの買付手数料が高かったからだ、と言っている投資家もいるくらいです。詳しい説明はこちらです。
だから個人投資家としてはこちらのETFも外すことはできないと思いますが、その中でメリットを列記すると
- 買付手数料が無料
- 経費率が最安(年間0.03%)
- 利回り分配金が気持ち多めにもらえる(年間2%)
が当てはまると思います。こちらのETFは長期運用(少なくとも10年以上)を徹底し、資産を増やすためのツールにしていきたいと思います。
XLC(コミュニケーションサービスセレクト)・XLK(テクノロジーセレクトセクターSPDRファンド)
このセクターETFもかなりマニアックだと思いますが、考えによっては有りなのかなと思います。

また、これらは最近新設されたETFでまだ1口あたりの金額が安値で購入することができるので、小額でも投資に回したいと考えている人にとっては優しいETFと言えます。
メリット・デメリットは以下の通りになります。
- 1口の購入金額が安値で資金がない人でも投資できる
- 経費率は0.13%とやや高め(日本の投資信託と同じくらい)
- 純資産総額が他のETFと比べると少ないため大株主が売ると一気に値段が下がる
実際にボクはこのETFだけ購入、運用したことがないので想像だけになってしまいますが、今後定期的に買っていき運用成績はどうなるのか検証していきたいと思います。
総括
今回は米国株、とりわけ米国経済を牽引しているGAFAMに焦点を充てて記事を買いてみました。
今後の経済の流れでいうとGAFAMのプラットフォームサービスや製品はボク達の生活にますます入り込んでくることが予想されるでしょう。グーグルは自動車産業に参入することを表明しているみたいです。
時代の流れがこの10年でかなり米国経済に傾いており、この流れと共に投資手法も伸びている分野に行うのが楽に資産を増やす秘訣と思われます。
そのために個人投資家は日々の投資先研究を怠らず、こういったニュースに対して自分の考えを持っていきたいと思います。