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【書評】危機の時代 ジム・ロジャーズ

こんにちは管理人(@yamagasuki96)です。

 

今回はジム・ロジャーズの本の書評を行いたいと思います。

投資家として学習したい人はこの人の本はぜひとも読んでおきたいところでしょう。

 

 

ジム・ロジャーズってどういう人なのかな?
三毛猫
管理人の犬
米国の三大投資家の一人だね。現在はシンガポールに住んでいる人だよ

 

『危機の時代』ってなかなか恐怖心をそそるタイトルのこの本は全国各書店にて発売中です。楽天でも購入ができます。

 

 

 

生い立ちから見えたジム・ロジャーズの素顔

生い立ちは貧しい田舎出身とのことで資産家一族の家庭に生まれてきたわけではなかったんですね、この方は。

 

昔から勉強と読書が大好きで特に歴史や哲学が人生の投資生活でをする上で役に立ったと意外なことを言っていました。

投資といったら『分析力』が問われるので、数学とかそういった学問が役立つと思っていました。

 

大学はイエール大学(投資家の高橋ダンさんもこの大学を卒業)を卒業した後にオックスフォード大学に再度入ったと言っています。名門大学を2つも卒業しているとはやはり相当優秀な方ですね。

 

投資家デビューしてからしばらくウォール街で働いた後、37歳で独立します。その時に三大投資家のもうひとり、ジョージ・ソロスさんと会っています。

 

面白いことに三大投資家は3人とも投資手法がそれぞれ異なることが面白いです。ジム・ロジャーズの投資手法は市場とは逆の事をして儲かっています。

それは、『市場が大暴落している時に株を購入し、市場が安泰ムードの時に充分な含み益を付けて株を売っている』ことです。多分、市場心理を読むのが上手いのでしょうね。

 

この方の思想はどういったものなのか?

 

世界的有名な投資家になっているのだから普通じゃないことだけは確かなのかな
三毛猫
管理人の犬
昔1冊だけこの方の本を読んだけど、ネガティブな考え方をしていて読んでいて余りいい印象はなかったなぁ

 

この本も予想通りというか、本のタイトル通りと言ったほうがいいのでしょうか。

一言で言うならば『悲観的な見方』を常にしている感じでした。『日本という国は私的には好きだが、投資対象にはなっていない』とか、この本が日本人のために書いた本ならば日本という国は私的には好きとか書かなくていいから、ズバッと『日本という国は投資対象になっていない』と書いてほしい感じはします。

(自分も今の日本に投資する価値はない、と考えているので意見は一致します)

 

あとは、相変わらず中国寄りの考えを持っているのもボク的には少し腑に落ちませんでした

トランプ政権を本の至るところで批判しているし、リーマンショック時は中国が世界経済を助けた、のように書かれていましたが本当は日本がIMFに数十億円の追加融資をして世界危機を乗り越えた事実があるのに、それをこの人は日本が世界危機を救ったとは言わずに中国が世界経済を助けた、と言っている。2007年の中国経済はまだ世界を救済するだけの力はなかったので、この人の言っていることは嘘になりますよね。

こういった事実に反することがこの本のところどころで書かれていることが理解できませんでした。(ボクの理解が間違っていたのかしら??)

 

お金持ちになるためのセオリー

そうは言ってもこの人は一般人と比べてとんでもないほどのお金を持っている(運用している)ので、この本の第4章に書かれている『お金持ちになるために大事なこと』にかかれていることを理解することができれば、あなたも将来はお金に困る生活を送らなくて済むでしょう。

 

この第4章で印象に残った内容は

  • 良い投資家になるためにはバランスシート(貸借対照表)を読むこと
  • 何に投資をしているのか分かっていない人が多い
  • お金を正しく扱えないと人生は破滅する
  • 子どもにお金の使い方を学ばせる

です。

 

バランスシートが読めるようになるためには『簿記』の知識は必須ですが、これは大学時代でも習ったことはないので社会人になったらすぐに学習しなければならない知識、ということになります。

重要なのは対象投資にしている企業の過去何十年分ものバランスシートを見て、その数字に納得して投資を行う、という手法です。

 

個別株を投資する時に一応直近の貸借対照表はネットで見て投資の判断をしていますが、ボクはそれで投資を失敗するケースが多く自信をなくしてETFに投資対象を変えた経緯があるので、個別株に再度チャレンジする場合は、過去十年以上のバランスシートに目を通す必要がありそうです。

 

また、『何に投資をしているのか分かっていない人が多い』には投資信託を例にあげており、投資信託の中身は実際問題良く分からないため、ジム・ロジャーズさんは絶対に投資をしない、という。

ボクも何に投資をしているのか分からなくて、投資信託を購入していたりします、が、これは当たり前といえば当たり前ですよね。日本人の個人投資家に多いのが、どこそこの分からない会社に投資をして含み損を抱えている人が多い、という事実があります。

 

訳の分からないものに投資をするのだったら、ウォーレン・バフェットも言っている通り、生活に密着している『マクドナルド』や『コカ・コーラ』に投資をした方がまだ納得した成績が残せるのではないかと思います。

 

さらに、お金の正しい扱い方については、端的に言うと『節約を心がけた生活をしているか』と言い換えることができます。

ムダな出費やムダな時間、ムダな商品に湯水の如くお金を使っちゃう生活ほど人生が破綻するのは誰だって分かるはずです。前のブログ記事にも書きましたが、まずは200万円をつみたて運用して自分の生活のセーフティネットを作っておきましょう。

 

最後に、『子どもにお金の使い方を学ばせる』、これは日本の教育には今後避けては通れない必須のスキルではないかとボクは思います。

 

昔はいくら借金やムダ遣いをしても景気が良かったから、人生を再設定することができましたが、これからの世の中では1度負の生活をすると自己破産をしない限り、なかなかスタートラインに戻ることは難しいのではと思います。日本経済がダウントレンドに入っていて、もう日本銀行が株価を買い支えないと日本株価が大暴落をしてしまうほど、不人気な市場になっているからです。(ちなみに日本銀行は日本株ETFのTOPIXを年間12兆円購入してなんとか買い支えを行っています

 

日本の子どもは親が投資家ではない限り、金融教育を受けることはまずありません。子どもがこういうことを学ばずに大人になることは危険であるとボクは思っています。

我々大人が生きていくための知識を身に着けて、未来の若い子どもたちに教えてあげることができたらこの国はもっと自由で生きやすい国になると思います。

 

総括

最初は読みにくかった『危機の時代』ですが、投資の世界は歴史や哲学も絡んでくる、と思ったら無駄遣いしない生活を心かげろと、当たり前のことも言っていて奥が深いと感じました。

 

でも、日本の教育に金融リテラシーの授業がないことはそれだけ世界の教育から遅れを取っていることにもなるので、若い人は書店に行きこういった学校で習わない実利実益的な本を読んでみましょう。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

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