こんにちは管理人(@yamagasuki96)です。
今回は書評で『渋沢栄一の折れない心をつくる33の教え』を書いていきたいと思います。


日本企業を500社以上創ったってすごすぎじゃありませんか?
有名企業としては、『みずほ銀行』『帝国ホテル』『清水建設』『第一三共』など他業種に展開しているため、ジャンルを問わない起業家、という感じですね。
印象に残った教えを自分なりに考えてみたいと思います。
得意なことよりも好きなことを!
33の教えの一つに『得意なことよりも好きなことをやれ!』という教えがあります。
これは実業家の堀江貴文さんも同じことを常々言っていますね。
何がやりたいのか、やりたくないのかを自分なりに考えて、それを表現していくことが大事だと思います。(中略)
もちろん、「できる・できない」の軸も大事なのです。でも、ここばかりを見ていると、自分が本来持っているポテンシャルを発揮できないまま、人生が終わってしまうことにもなりかねません。それではあまりにももったいないと思いませんか。
上記のように、本書では書かれています。
今、政府では『人生100年時代』と言われていて死ぬまで現役生活、ということが言われています。しかし死ぬまでやりたくない仕事をし続けるほどもったいない人生はないと思います。
ボクたちの中で今、能動的に続けられているもの・ことはありますか?
それはこれからの人生においても苦痛を伴うことなく続けることはできそうですか?
こういった自分に対する問いを常に持っておくことが、自分が「したい」と思える仕事が見つかるきっかけになるはずです。ボクはブログ記事を書き情報発信することも大好きですし、投資の勉強、手法を学んで実践していくことも大好きです。
また、今はコロナ自粛中ですがゴルフコースに行き、ゴルフ練習やラウンドすることも大好きです。ゴルフはお金が掛かると散々言われ続けていますが、それを理由に自分がやり続けていることを辞める事のほうが苦痛であるため、どんな理由であれ辞めることはできません。
本当は会社の仕事ももっと好きになればいいのですが自分から創意工夫なアイデアが浮かばず、時間を忘れてハマることができないため仕事は自分から求めてやるのが正しい、ということが40歳になって分かりました。
渋沢先生もこういったことが言いたかったのだと思いました。
金儲けの良し悪しを判断しよう


個人的に投資をしていて思うのですが、会社の人と話をしていても『投資=悪、儲からない』というイメージを持っている人が多くて、このマインドを直さない限り、日本という国は豊かになれないな、と思いました。
渋沢先生も教えの中で以下のことを言っています。
『合理的経営』
経営者だけが利益を得るのではなく、社会全体が利益を得る「理念」「倫理」にかなう志の高い経営を行わなければ、幸福は持続しない。
『道徳経営合一説』
利益はすべて自分のものだとひとり占めすることなく、利益を社会に還元しなければ、経済活動は持続しない。
社会的に成功した人、巨額の富を築けた人は自分ひとりのものにせず、社会に還元しなさいということを説かれています。
日本人でお金持ちと言われている人は100万人以上いると言われていますが、自分の心で寄付をする人というのはあまりいないのではないかと思います。(自分が知っている限り、元ZOZO経営者の前澤友作さんくらいでしょう、彼は館山市に10億円ふるさと納税寄付をしました。)
ユニクロの柳井会長やソフトバンクの孫会長は自分のためだけの投資ファンドを設立して、信じられないほどの赤字を計上していました。
この心は渋沢先生の教えの精神に反していますので、やはりこういった大資本家は社会に還元する姿を国民に見せることも大事なのではないでしょうか。
まとめ
現在の社会人は会社員として働いている方が大半で、会社内で出世し役員になるために頑張っている人が大半ですが、日本経済の低迷や起業家精神の欠如から、終身雇用制度そのものが崩壊してきています。
今後の日本経済は少子高齢化やあらゆる税金のアップなどを考えると、会社員として一生働いて人生を逃げ切るのは難しいと言えるでしょう。
その時に渋沢先生の言葉を思い出し、起業家を目指すのもよし個人で稼いていくのもよしというふうに自分で稼いでいくスキルを身につけていきましょう。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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